昨日は酷い目に遭った。
雷雨である。
家を出た時には、外は暑いくらいの晴れの天気だった。
それが街中に近付くにつれ、雷鳴が轟きだし、嫌な空気が漂いだした。
とは言え、まだまだ油断していた。
振るにしても一瞬。
店の中にいる時間が長いので、雨が降ってもやり過ごせると思っていた。
街中に到着すると、パラパラと雨が降り出してきた。
ここでカバンに常備している折りたたみ傘の登場。
用意がいい自分に満足する。
しかし甘かった。
雨はあまりに強烈だった。
大粒の雨がものすごい勢いで降り注ぎ、強い風のせいで横に流れていく。
傘はかろうじて上半身を守るだけだった。
下半身、特に膝から下はずぶ濡れ。
足元の道路も水浸しで、水の溜まっているところを避けながら通らないといけない。
前なんかほとんど見えなかった。
傘を顔の前にやらないといけなかったし、そもそも雨が煙って周囲がかすんで見えていた。
雷もすごかった。
あれほど雷鳴が轟くというのも珍しいと思う。
しかも、雷はかなりの至近距離に落ちていた。
後でちょっと聞いた話だと、実際に落雷による被害が出ていたらしい。
店の中にいても雷が気になって仕方がなかった。
昨日は革靴を履いて行かなくて本当に良かった。
前日に磨いたところだったので、へこみまくるのは確実だった。